生命保険の受け取り

生命保険は申請しないともらえません!!

生命保険の被保険者が死亡すると、遺族は保険金を受け取ることができます。しかし、これは、申請をして始めて保険金が支払われ、いかなる理由があっても二年以内に申請手続きを行わない限り、保険金を受け取る権利を失います。

生命保険の種類には、一般的に生命保険といわれる生命保険のほかにも、郵便局の「簡易保険」、勤務先での「団体生命保険」、会社経営者や幹部のための「経営者保険」などがあります。また、勤務先などで、本人が知らないうちに団体生命保険に加入していることもあります。正しい保険金をもらうためにも、適切な手続きが重要といえます。

保険金の受取には、いくつかの注意点があります。
まず、申請をしなければ保険金がもらえないという点以外でも、二年以内に申請を行うことが必須となります。心身的なストレスや、書類を集めるのが大変であるせいで、申請を忘れてしまわれる方がいらっしゃるので、注意が必要です。

実際保険金を受取るためには、以下のような流れとなります。

保険金受取りまでの流れ

1:保険金受取人が保険会社(代理店)へ通知
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2:生命保険会社から必要書類等が送付
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3:保険金受取人が必要書類等を提出し、請求手続きを行う
       ↓ 
4:生命保険会社による支払い可否判断
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5:支払い可と判断されると保険金受取人が保険金を受け取る

必要な書類

2ステップ目にある必要書類とは、生命保険の名義変更には、一般的に以下のような、多くの書類が必要となります。
死亡保険金請求書、生命保険の証書、保険会社所定死亡診断書、被保険者(死亡した人)の除籍抄本もしくは住民除票、保険請求人の印鑑証明と契約時の印鑑、戸籍謄本、振込先口座番号、請求人の身分を証明するもの

ただし、以下のような場合、保険金を浮け取ることができませんので、ご注意ください。

【生命保険金(死亡保険金)が受け取れない場合】
・保険会社が定めた期間内の自殺。
・契約者、死亡保険金受取人が故意に被保険者を死亡させた時。
・戦争その他の変乱による死亡。

期限の間に必要となる書類を全てご自分でそろえることは、とても大変で根気のいる作業です。また、死別への悲しみや忙しさから、つい必要な手続きを忘れてしまい、結局保険金を受取れなかったというケースも多くあります。そうならないためにも、早めの専門家への相談をおススメします。まずは、お気軽に一度、ご紹介ください。

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