親の死亡に伴い、親の経営する会社を事業承継しつつ、相続を行った事例
状況
一宮市でベアリング工場を経営されていた相談者様のお父様がお亡くなりになりました。
相続人としては、お母様がすでに亡くなられていたため、相談者様(兄)とその妹様のお2人でした。
お兄様である相談者様がお父様の会社を継ぐことを主張され、事業承継をしたい相談者様と、法定相続分による相続を行いたい妹様のご意向が衝突しておりました。
提案
法定相続分によると、相談者様と妹様がそれぞれ、現金600万円、土地250万円分、工場の株式250万円分を相続されることになります。
相談者様が多少譲歩して、妹様に現金1200万円をすべて相続させて、相談者様がその他の株式、土地計1000万円分を相続されることで収めることをご提案いたしました。
結果
結果、相談者様は事業に必要な財産を確保することができ、ベアリング工場の経営を円滑に続けられ、兄弟での相続も円満に行うことができました。
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